創作オペラ~新田四郎義貞異聞~ダム底から聞こえる
【日時】2026年 2.21(土)22(日)
14:00開演(13:00開場)

【会場】揖斐川町地域交流センターはなもも
岐阜県揖斐郡揖斐川町上南方27番地7

【チケット料金】全自由席
前売り券 2000円(高校生以下1000円)
当日券  2500円(高校生以下1500円)
※前売り券が完売の場合、当日券の販売はありません。
※未就学児の方のご入場はご遠慮ください。

【チケットガイド】
※購入後のチケットの変更、払い戻しはできません。
♦揖斐川町地域交流センター事務室
[TEL]0585-22-1120[受付時間]9:00~17:00
[チケット取扱期間]12.2~2.20

♦岐阜清流文化プラザサービスカウンター
[TEL]058-233-8121[受付時間]9:00~21:00
[チケット取扱期間]12.2~2.20

♦ワンストはぎなが(揖斐駅前)
[TEL]0585-77-5764[受付時間]9:00~17:00
[チケット取扱期間]12.2~2.20

♦セブンチケット
[販売]12.1~ インターネット、またはセブン-イレブン店内マルチコピー機からお申し込みいただけます。

~創作オペラ~新田史郎義貞異聞~
静かな湖面の下に、かつて徳山という村があった。今はダムの底のその地に、雨の日、人々の声が聞こえる。おばあさんの語りから、時は南北朝の乱へと遡る。戦乱に巻き込まれた徳山村。そこへ傷ついた武将・新田四郎義貞が逃げ延び、娘むつによって救われる。
いくさに生きてきた四朗は、むつの優しさに触れ、人のぬくもりを知るが、やがて再び戦場へ向かおうとする。その姿に村人は怯え、平穏を守るために彼を追い詰める。己の過ちと戦いの愚かさに気付いた四郎は、刀を地に突き立て、叫ぶ。ただ、「人として生きたい」と。むつは、愛と哀しみの狭間で彼の名を呼び続ける。後に村人たちは、いくさのない世を祈った。
沈んだ村と、消えぬ祈り。戦と愛を抱いて、湖底から今も聞こえる歌声が、静かな人々の心を揺らす。